決断力はなくてもいい
決断力について思うことを好き勝手に述べていきます。
まず、みなさんは決断力ってありますか?
私はないです笑
なくてもいいと思っています。
「決断力がある」っていいことだと世間では言われます。
少し古い調査ですが、2004年にお客様生活文化研究所が1740人を対象に行った調査によると、男性にとって「カッコよさ」を感じる要素は「決断力」だと回答した人が47.2%で第1位、女性では45.4%で第2位だったそうです。
確かに決断力がある人って魅力的に映ります。
しかし私は決断力をつけようと思いません。
決断するということは、迷いがあるから発生する行為だと思っているからです。
例えば、気に入った洋服がある場合、買うor買わないを決めるとき、決断力があるというのは、どっちにするのかすぐに決めるということです。決断力がない人はずっと悩んでいるということになります。ただ、どちらを選択するにしても悩む時間の長さの問題で、一瞬でも迷いがあることになります。
そのため、決断するという行為は、迷いが発生して初めて生まれる行為だと思っています。
わたしは、服を買う予定がなければアパレルショップにいかないようにしています。もし一瞬でも迷いが生じた場合、「お金がかからない方を選ぶ(洋服の例であれば買わない)」と決めています。食べ物の場合、カロリーが低い方など健康にいい方にすることを決めています。つまり、自分ルールを作っているのです。
自分ルールを作れば、迷うことはありません。ルールに則って機械的に動くだけです。就職先など人生で大きい転換点のときも、自分ルールを作り、そのルールに従って動いていました。
もし自分ルールがないもので迷いが生じた場合、やらない方(買い物であれば買わない、映画なら観ない)を選択するようにしています。
迷いが生じ決断するのではなく、自分ルール(自分軸)を作っておいて、そのルールに従って動くだけの状態にしているのです。決断力と聞くと、どうしてもその場その場で物事を決めている印象をもってしまいます。
決断力よりも、自分ルール(自分軸)をもつことを大切にしましょう♪それを繰り返していくと、本当に自分が大切にしている価値観がみえてくると思いますよ。