日本の大学生は就職しか目指さない理由

 

「日本の大学生は就職しか目指さない理由」を勝手に考察。

 

大学生のほとんどが就職を目指します。会社員はもちろん、公務員も一緒。

給料がもらえる組織に所属することを希望しているようです。

 

 

なぜでしょうか??? 

 

 

もうこれは仕方ない。国はサラリーマンを増やしたいと考えているだろうから。

 

日本の大学はキャリア教育をすれば補助金もらえます。ただ、独立したい学生を支援しても補助金もらえません。つまり、独立したい学生を応援してもメリットがないのです。

 

日本の大学の大きな収入源が補助金

だから国の方針に従って大学は動きます。

 

独立を支援しても、促しても、HPに○名本学から独立起業と掲載しても、補助金もらえないし、PRにもなりません。

 

大学のキャリア教育は、「就職活動することを前提としたキャリア教育」になっているので、「自分のやりたいことを探す→業界調べる→具体的な企業名調べる」みたいな順番でキャリア教育という名の就職支援(というか就社支援)は進んでいきます。

 

また、中学でも高校でも金融の授業はありません。一応現代社会や政治・経済の授業はありますが、マネーリテラシーを上げるようなものではありません。受験でも重要な科目になってません。

 

ある意味、日本人は子どものころから、サラリーマンになるための教育カリキュラムが構築されていると言っても過言ではありません。これでは日本からイノベーションを起こすような起業家は生まれにくいです。

 

では、なぜ国はサラリーマンを増やしたいのか。

 

答えは簡単!サラリーマンが一番税金を徴収しやすいから。独立した場合

収入から費用を引いた利益から税金を徴収しますが、サラリーマンは違います。収入からあらかじめ税金を徴収します。そのため、確実に一定額の税金がとれるのです。

 

国も組織。安定した税収源がほしいというわけです。

 

ちなみに年収700万円の人の手取りは537万円(2017年度)

でも、15年前の年収700万円の人の手取りは587万円(2002年度)

 

なんと、50万円も減ってる!!!

 

日本の大学よ!これでいいのか!

就職実績ではなく、独立起業を支援し、成功した実績を積み上げると同時にノウハウを手に入れ、日本にイノベーションを起こすような人材を輩出する大学があってもいいのではないのか。

 

こんな大学がでてくることを期待したい。

 

※あくまでもおむの勝手な考えなので事実と違う可能性は多いにありますのでご了承ください。